この記事ではトレカ(TCG)をプレイしたりコレクションしている人向けに収納方法をまとめた記事を書いています。
トレーディングカードは紙製なので、そのままにしているとすぐに傷んだり折れたりしてしまいます。
プレイヤーでもコレクターでも、大切なカードに傷や汚れがついてしまうのは避けたいですよね。
それに、きちんと整理すると必要な時にすぐ取り出すことができて便利。
- 大量のノーマルカードの整理・収納に困っている
- 高額なカードをどうやって管理すれば良いかわからない
- デッキを作りやすい状態で整理したい
今回、私が色々試したおすすめのトレカ(TCG)の収納方法を紹介します。ポケカ中心ですがレギュラーサイズ・ミニサイズを問わず使えるものになります。
トレカ(TCG)のおすすめ収納方法
紹介するおすすめのトレカ収納方法はこちら。
- デッキケース
- キャリングケース
- ストレージボックス
- 防湿庫
「たくさん収納したい」「高額なカードを保存したい」「プレイに使いやすいように整理したい」など、用途にあった収納方法を組み合わせていくのがおすすめです。
高額カードの保管方法についてはこちらの記事でも説明しています。
また、大事なカードはスリーブに入れるのが基本です。
スリーブのおすすめサイズについてはこちらの記事で解説しています。
次に、それぞれの収納方法のメリット・デメリットを紹介します。
トレカ(TCG)収納|デッキケース
デッキケースのメリット・デメリット
- デッキごとに収納できる
- 持ち運びに便利
- 大容量の収納には向いていない
デッキケースは、TCGならではのカードケース。デッキごとにカードをしまうことができるため、多くのプレイヤーが利用しています。
大きさにもよりますが、三重スリーブでも1デッキ+αは収納可能。
片手で持てるサイズ感なので、持ち運びやすいのもメリット。外出先で友人やジムバトルで遊ぶときにちょうどよいです。
デッキケースの種類
- 公式デッキケース
- レザー調デッキケース
- プラスチック製デッキケース
ポケカの場合公式で売っているデッキケースもありますが、マジックテープなので外れやすく持ち運ぶには少し不安があります。
また、100円ショップやTCGサプライを扱うメーカーから、プラスチック製のデッキケースも出ています。安価なわりにしっかりと作られたものも多いため、キャラにこだわらなければおすすめ。
レザー調のデッキケースは、マグネット式になっていてカンタンには外れないので、雑にカバンに放り込んでおいても安心。
頑丈なので中のカードをしっかりと保護してくれて、高級感もあるので所有欲も満たしてくれます。
おすすめのデッキケース
- オシャレで高級感のある外観
- ケースが頑丈で高品質
- 4点マグネットでフタが外れない
- 横入れでカードを取り出しやすい
- 価格が高い
アルティメットのサイドワインダーは高いだけあって高級感抜群。他のレザー調デッキケースよりも裁縫もしっかりしていて品質も高いです。
横入れでカードを取り出しやすい形状になっていて、多くのプレイヤーが愛用しています。
雑にリュックに放り込んでもフタが開いてしまうようなこともなく使いやすいですが、価格が2000円以上するため、ちょっと割高感はあります。
- シンプルで軽くて持ち運びやすい
- フタがしっかりしまるので衝撃で開いたりしない
- プラスチックなので耐久性は低い
同じくアルティメットガードから発売されているプラスチック型のデッキケース。
シンプルなデッキケースですが、100円ショップよりもクオリティが高いので、安いわりに所有欲を満たしてくれます。
フタもマジックテープとは違い、被せて閉めるタイプ。少しキツめに設計されているので、カバンの中に放り込んでも間違って開いてしまうことはなさそうです。
公式デッキシールドのような派手なのも良いですが、シンプルでミニマルなデザインが私は好きです。
とはいえ、プラスチックなので耐久性は高いとはいえません。持ち運ぶときはキャリングケースなどに入れておくのがおすすめです。
トレカ(TCG)収納|ストレージボックス
ストレージボックスのメリット・デメリット
- 大容量のカードを収納できる
- 長期保管に向いている
- 目的のカードを探しにくい
- カード同士が擦れて傷つく可能性がある
ストレージボックスはカードを大量に収納するためのケース。数百枚から数千枚のカードを収納することができます。
ノーマルカードなど、どんどん溜まっていくカードをまとめてしまっておくのにちょうどよく、日光にも当たらないので長期保管に向いています。
乾燥剤を入れておけば湿気対策も可能。高価なカードをローダーに入れて保管しておく人もいます。
デメリットは大量のカードが敷き詰められているので、目的のカードを探しにくい点。基本的によく出し入れするカードには向いていないです。
また、カード同士がスレて傷つく可能性があるので、必要に応じてスリーブやローダーに入れて管理がおすすめです。
ストレージボックスの種類
ストレージボックスには主に以下の種類があります。
- 段ボール・紙製ボックス
- レザー製ストレージボックス
- アルミ製アタッシュケース
- 無印良品「ポリプロピレンケース」
ボックスに入れるカードの種類によって使い分けるのが良いです。段ボール・紙製ボックスは自分で組み立てて作るタイプで、軽いのでかんたんに作ることができて、大容量のカードを収納できます。
レザー製ストレージボックスは、デッキケースを入れることもできますし、ローダーに入れた高額カードの整理にも使えます。
アルミ製アタッシュケースは、目的のカードを探しにくいというデメリットを排除した大容量の収納ケース。
細かく仕切りを設けることで、大容量のストレージボックスの弱点を克服しています。
インテリア性も重視する方には汎用的に使える無印良品のポリプロピレンケースもおすすめです。
おすすめのストレージボックス
- 大量のノーマルカード整理に便利
- 組み立て式でかんたん
- 安価に大量のカードを収納できる
- 1600枚収納可
- 目的のカードを探しにくい
- 仕切り板はあるがおまけ程度
紙製のボックスであれば安価に大量のカードを収納するのに便利。
簡易的な組み立てで最大1600枚のカードを収納することができます。雑に収納できるノーマルカードなどを入れておくのに便利です。
仕切り板はありますが、おまけ程度。簡易的な作りになっているため高額なカードを収納するのにはおすすめできません。
- 約400枚のトレカ収納が可能
- マグネットローダーを収納できる
- 耐久性がある
- 高級感のあるフェイクレザー
- 内側は柔らかいナイロン素材でカードを傷つけにくい
- 段ボールボックスよりも割高
- 持ち運びには不向き
- 目的のカードを探しにくい
THE GORILLA CASEから発売されているPUレザーストレージボックスは、高耐久なフェイクレザーを使ったデッキケース。
通常のデッキケースの5倍ほどの大きさがあるため、トレカを約400枚ほど収納可能。デッキケースを入れても良いマルチな収納ケースです。
また、マグネットローダーも入れられるので、高額カードの収納にも良き。
内側は柔らかいナイロン素材が使われているので、カードを傷つけにくく、紙素材と違って耐久性もあるので安心です。
仕切りがないので、目的のカードを探しにくく、デッキケースのように持ち運ぶには少々サイズが大きすぎます。
また、そこそこ価格が高いので高額カードの収納に向いています。
- 最大5000枚収納できる
- アルミ製でかっこいいアタッシュケース
- 仕切りが自由自在に設置できる
- 目的のカードを探しやすい
- キャビネットで複数個を管理できる
- 価格が高い
- 重たい
大量のカードを整理&収納できるのがアタッシュケース型のカードストレージ。
5000枚以上収納できる大容量ストレージに細かく設定できる仕切り板がついているため、カードの種類別に整理しやすくて人気です。
高耐久なアタッシュケースのため、ノーマルカードだけでなく、高額カードの収納にも向いています。
- カード収納のサイズにぴったり
- 引き出しが取り出せる
- 引き出しをカンタンに追加できる
- トレカ以外のグッズ収納にも使える
- シンプルでインテリアの邪魔にならない
- カードを横向きに入れる必要がある
- やや深いため目的のカードを探すには不向き
無印良品のポリプロピレンケースは、浅型タイプ・2個がトレカの収納に最適です。
横向きでトレカを収納できるようになっていて、おおよそ1200枚程度のカードを収納可能。
仕切りを外せばデッキケースの収納に使うこともできます。
引き出しも取り外せるため、トレカ整理やデッキを組むときにサッとデスクの上におくことができます。
増えてきても追加がカンタンにできて、カード以外の収納にも使えるので使い勝手がとても良いです。
トレカ(TCG)収納|ストレージケース
ストレージケースのメリット・デメリット
- 大量のカードの中から目的のカードを探しやすい
- オシャレにディスプレイできる
- カードが傷みやすい
- カードに折れる可能性がある
ストレージケースは、トレカショップなどにあるストレージと呼ばれるコーナーにある収納。ストレージボックスと違って、カードが見える状態で収納するので、大量カードの中から目的のカードを探しやすいです。
よくデッキを組む人はこの方法で収納するのがおすすめ。
ストレージケースはカード専用のものではなく、100円ショップで買える小物収納用品を利用します。
ポケモンの種類やトレーナーズの種類で収納しておくとカード探しに役立つだけでなく、綺麗にディスプレイできると最高に気持ちが良いです。
スリーブをつけても良いですが、大量のカードがあるので裸のまま収納することがほとんど。
そのため、カードが傷みやすいのがデメリット。また、物を落としたりすることでヨレや折れが発生するリスクもあります。
ホコリもかぶりやすいため、扉付きの棚に収納するのがおすすめです。
ストレージケースのおすすめ
- 半透明なのでカードが見やすい
- 仕切り板が2枚ついている
- 仕切り板の位置をミリ単位で調整できる
- 種類わけが多い場合、仕切りが少ない
ストレージケースの場合、カード枚数によって可変的に仕切りを変えられるものがおすすめ。
セリアやキャンドゥで購入できるリップル02は仕切りが2枚ついているタイプ。ミリ単位で細かく仕切りを変更できるので、少ない枚数でも整理しやすく扱いやすい一品。
ただし、仕切りは2枚しかついていないので種類に応じて細かく分けたいときには少し足りないです。
私はリップル02を大量に購入し、大量のノーマルカードやRR(ダブルレア)までのカードはIKEAのベストーに保管しています。
IKEAのベストーは、リップル02が幅と奥行きにシンデレラフィットするため、ポケカの収納に便利。
部屋の雰囲気に合わせて扉の素材や色のカスタマイズが可能で、ディスプレイ用のガラス棚をつけることもできます。
他にも100円ショップで買えるストレージケースはたくさんありますので、好みのものを探してみてください。
トレカ(TCG)収納|防湿庫
防湿庫のメリット・デメリット
- 高温多湿な日本でカードを保護できる
- メンテナンスフリーでカードを保護できる
- 電気代が安い
- 除湿剤と比べて初期費用が高い
- 保管するスペースが必要
高額なカードをコレクションしているのであれば検討したいのが防湿庫。
防湿庫は、電気の力で自動的に湿度を一定に保ってくれる収納庫のこと。
湿度の変化が大きい日本では、湿度管理はかなり大変。除湿剤を導入しても梅雨の時期は湿度が心配です。
湿度が高いとカードがこのように曲がってしまいます。ノーマルカードなら良いですが、高額なカードが曲がってしまうと評価額にも響きます。
防湿庫があれば湿度管理を自動でしてくれるので、安心して家に保管しておくことが可能。
電気代は1日数円なので、あまり気にする必要はありません。
ただ、初期費用は小さいものでも1万円ほどかかります。保管する場所も電源が常に取れるスペースが必要です。
防湿庫の選び方
防湿庫を決める時の基準はいくつかありますが、重要なのは容量と除湿方式。
- 容量
- 除湿方式
- デジタル湿度計
- 静音性
- ドアロック
- 保証期間
どれだけカードを収納するのかによって大きさも変わります。
容量 | 収納可能枚数 |
---|---|
25L | 約350個 |
40L | 約700個 |
80L | 約1300個 |
100L | 約1600個 |
また除湿方式にはペルチェ式と乾燥剤式があり、それぞれの特徴は以下になります。
- 除湿が早い
- 乾燥剤方式よりも安価
- 耐用年数が乾燥剤方式より短い(10年)
- 乾燥剤方式よりも電気代がかかる
- 耐用年数が高い
- 電気代が安い
- 除湿に時間がかかる
- ペルチェ式より高価
詳しくはこちらの記事にて解説しています。
おすすめの防湿庫|Re:クリーン25
- 自動で湿度を調整できる
- ミニマルでスタイリッシュな外観
- マグネットローダー300個以上の収納力
- 電気代が安い
- 静音というより無音に近い
- 鍵付きで子供のいたずらも安心
- 湿度の設定に戸惑う
- 乾燥剤よりも寿命が短いペルチェ式
雨の日などの湿度が高い日は除湿剤を導入していても60%を超えてしまうこともあるような日本では、防湿庫はぴったり。
岩手県にある日本メーカーとの共同開発されており、職人の手で一つ一つ丁寧に作りあげている湿度計は誤差3%以内の精度。
防湿庫の最大のメリットは、毎日気にすることなく任せておける安心感です。
また、部屋の場所をとりがちな防湿庫ですが、Re:CLEANの防湿庫は、見た目がシンプルでスタイリッシュ。余計なロゴもついていません。
中が見やすいようにガラスの面積が大きくとられていて、視認性も良く、部屋に置いてあっても悪目立ちもしないですし、なんならインテリアの雰囲気を押し上げてくれる存在です。
私は、LEDランプとUSB充電がついたアドバンスを購入しましたが、カードの保管にはあまり関係がないため、通常版の方が安くておすすめです。
おすすめトレカ(TCG)収納方法大全 まとめ
トレカは目的にあった収納方法を選びましょう。高額なカードを保管するのか、プレイ中心で使いたいのかによって選ぶ収納方法は変わります。
- デッキを持ち運ぶ
→デッキケース - 大量のカードを収納したい
→ストレージボックス - 目的のカードを素早く見つけたい
→ストレージケース - 高額なカードを大切に保管したい
→防湿庫
この記事がトレカの収納方法を探すのに少しでも役立ったらうれしいです。
良きTCGライフを!
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