公式のスリーブってデザインはめちゃくちゃかわいいものの、シャッフルはしにくいです。
また、子ども向けのデザインも大人が使うにはちょっとうるさい感じもします。
そこで候補にあがるのは無地のスリーブ。有名どころとしてはKATANAスリーブなどがありますが、価格がちょっと高め。
無地が欲しいけど価格は抑えたい人におすすめなのが、ハイパーマットのスリーブ。
KATANAスリーブの約半値で買うことができるわりに品質も負けず劣らず。
何個もデッキを作るのに大量に購入が必要なので重宝するのがこちらのスリーブです。
この記事では、ハイパーマットのスリーブについて紹介していきます。
- ハイパーマットスリーブの色、サイズ、手触り感
- ハイパーマットスリーブの使用感
- ハイパーマットスリーブのメリット・デメリット
ハイパーマットスリーブ 基本情報
ハイパーマットスリーブは、KMC社が手がけている日本企業で、TCG用のスリーブを販売しているメーカーです。
スリーブの種類はたくさんありますが、今回紹介するのはハイパーマットスリーブという商品。40枚入りが2セット入っていて全80枚入りです。
サイズ
サイズは、66x91mm。そのまま一重スリーブとして使ってもいいですし、インナースリーブとあわせて二重スリーブにすることも可能です。
同じKMCから発売されているサイドインパーフェクトというインナースリーブが横入れで扱いやすいです。
厚みが0.12mmあるため、60枚にするとそれなりの厚さになります。
無地スリーブのおすすめはインナースリーブを加えた二重スリーブ。
スリーブなしとくらべると明らかにサイズアップしていることがわかります。
素材
裏面は光沢をおさえたエンボス加工。凹凸をつけることで滑りやすくシャッフルしやすい仕様になっています。
触り心地はサラサラしていて、手の馴染みも良く、扱いやすいなめらかさがあります。
スリーブ自体は硬めなのでズレるこことなくカードをしっかり保護できますが、その分、出し入れにはあまり向いていません。
色
ハイパーマットスリーブは、7色展開。
- ブラック
- ホワイト
- ブルー
- グリーン
- パープル
- レッド
- クリア
裏面が無地だと公式戦でも扱いやすいです。また価格も1,000円以内に収まるため、頻繁にデッキの組み替えをするのであれば重宝するでしょう。
ハイパーマットスリーブのメリット
無地スリーブの中ではコスパが良好
ハイパーマットスリーブは、他の無地スリーブと比べて一番コスパの高い製品です。
商品 | 価格 | 枚数 | 1枚単価 | 価格安定性 |
---|---|---|---|---|
ドラゴンシールド | 1,980円 | 100枚 | 19.8円 | |
KATANA | 1,595円 | 100枚 | 15.95円 | |
イクリプス | 1,500円 | 100枚 | 13.7円 | |
KINGスリーブ | 1,000円 | 80枚 | 12.5円 | |
ハイパーマット | 550円 | 80枚 | 6.8円 | |
Mint Protect | 1,000円 | 300枚 | 3.3円 |
安いから扱いにくいかといえばそうでもなく、パッと見どちらがKATANAスリーブかわからなくなるほど。
裏面のエンボス加工もほとんど同じで、混ざったら見分けはつきません。
前面の視認性も良好で裏は程よく滑る
カードの前面もボヤッとせず、しっかり見えるので文字もハッキリと見ることができます。
こちらもKATANAスリーブと変わらず、視認性は良好でした。
裏面の透けはなし
裏面も厚みのある作りのため、透けることはありません。
シャッフルしやすい
エンボス加工がしっかりきいているので、湿気や摩擦でカード同士がひっつくこともありません。
また、程よく滑るのでシャッフルもしやすいです。手触りはザラザラというよりサラサラという感じ。
角が尖っているのでファローシャッフルするときも、スッと刺さります。
ただ、カードを入れ込んでいくときは少し重たさを感じるところも。KATANAスリーブの方がより滑らかなシャッフルをしやすいと感じました。
とはいえ、公式デッキシールドと比べると、段違いにシャッフルしやすいスリーブです。
裏面が無地なのでデッキの組み替えがしやすい
ハイパーマットスリーブは裏面が無地なのでデッキの組み替えがやりやすいです。
1人で何個もデッキを作っている人は、使うたびに公式のデッキシールドを出し入れするのはかなり面倒。無地であれば頻繁に使うカードを汎用的に使いまわせるため、スリーブの入れ替え作業にかかる時間を短縮できます。
それでいて安く手に入れられるので、大量のカードを保持する人にはおすすめです。
ハイパーマットスリーブのデメリット
二重スリーブにすると少しキツめ
ハイパーマットスリーブは、二重スリーブとしても使うことができます。しかし、硬めに作られているため二重スリーブにすると少しキツめ。
入れることは可能なのですが、出すときには少し手間取りました。
そのため、頻繁にデッキを他のスリーブに入れ替えたりする人にはちょっと手間がかかる印象です。
KATANAスリーブより破れやすい
ハイパーマットスリーブのサイドを引っ張ったところ、ちょっと力を入れただけで避けてしまいました。
KATANAスリーブは、かなり力をいれても裂けることがなかったので、価格の違いは耐久性に表れていることがわかります。
ハイパーマットプレミアムとの違い
ハイパーマットスリーブには、ハイパーマットプレミアムというシリーズも存在します。
- 無反射素材のマット加工により、カードの反射が少ない
- カラーは黒のみ
- シャッフルはよりスムーズ
定価は100円ほど値上がりますが、それでも他の無地スリーブよりも安いので、マット加工が好きならおすすめです。
詳しくはこちらの記事で比較しています。
大量に購入するならハイパーマットスリーブがおすすめ
ハイパーマットスリーブは、コスパの高い無地のスリーブ。日本製で品質もしっかりしているので耐久性の面でも安心です。
デッキ組み替えを頻繁にする人は、無地で統一しておくと、スリーブ入れ替えの手間を省くことができます。
大量に購入するならコスパの高いハイパーマットスリーブが良いでしょう。
- 無地のスリーブに興味がある
- デッキの組み替えをよくする人
- 大量に無地スリーブを購入したい
- ポケカの公式大会に興味がある
最後までお読みいただきありがとうございました。
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