ブロッコリーのスリーブプロテクター エンボス&クリアを購入したので、評価レビューをします。
アニメやゲームのグッズやサプライ品を手掛けメーカー”ブロッコリー“から販売されているオーバースリーブ。
国内生産で安心品質なのが特徴で、人気すぎて在庫薄になり、販売終了がささやかれたほど。
特にエンボス&クリアはAmazonで再販されるたびに一瞬で売り切れるほどの人気ぶり。
実際にその使い勝手を検証してみました。
- スリーブプロテクターのサイズや種類
- エンボス&クリアの使用感
- エンボス&クリアのメリット・デメリット
- エンボス加工があってシャッフルがしやすい
- エンボス加工のおかげで山札も崩れにくい
- 公式デッキシールドをしっかり保護できる
- 縦サイズがギリギリ
- 山札が厚くなる
- 在庫が不安定
スリーブプロテクター エンボス&クリア 基本情報
メーカー | ブロッコリー |
製品名 | スリーブプロテクター エンボス&クリア M BSP-14 |
サイズ | 68x93mm |
枚数 | 80枚 |
カラー | 透明 |
参考価格 | 1078円 |
サイズ
今回レビューするのはスリーブプロテクターのエンボス&クリアM(BSP-14)。サイズは68x93mmのオーバースリーブ用になります。
スリーブプロテクターは、TCGの各サイズに対応しているためサイズ違いに注意してください。
ポケカにちょうどいいサイズはMサイズです。
素材
表面はサラサラツルツルの手触り。なめらかで高い透明度があり、視認性もバッチリです。
裏面はエンボス加工がされているので、ざらつきがあります。
この凹凸のおかげでカード同士がくっついてしまうこともなく、シャッフルがしやすいのが特徴です。
公式デッキスリーブはすべりが悪いため、シャッフル性はあまり良くありません。
オーバースリーブとして使うことでデッキシールドを保護できるだけでなく、プレイもしやすくなります。
エンボス側も曇った感じもなくクリアなので、お気に入りのキャラもはっきり見ることができます。
色・種類の違い
色はすべて透明タイプですが、素材違いで全5種類あります。
- クリア(BSP-02)
- マット(BSP-05)
- マット&クリア(BSP-08)
- スリム(BSP-11)
- エンボス&クリア(BSP-14)
今回レビューしているのはエンボス&クリアのBSP-14。
同シリーズの中でもダントツの人気を誇るスリーブです。
ブロッコリー スリーブプロテクター マット&クリア メリット
エンボス加工があってシャッフルしやすい
スリーブプロテクターMは、表面がクリア加工、裏面がエンボス加工になっているため、無地スリーブのようななめらかなシャッフルを可能とします。
凹凸の効いているため、カード同士がくっつくことなくスムーズにシャッフルできます。
角も尖っているのでファローシャッフル時に刺さりやすく、カードの間がくっついてしまうことなく混ざります。
公式デッキシールドのすべりの悪さをしっかりカバーできるスリーブです。
無地スリーブはサクサクとシャッフルできるのに対して、スリーブプロテクターMは、サラサラといった感じ。
無地スリーブの方がよりシャッフルしやすいと感じますが、オーバースリーブの中ではトップレベルで使いやすいです。
山札が崩れにくい
オーバースリーブは、どうしても分厚くなるため、表面がすべりやすいと山札が崩れやすくなってしまいます。
しかし、スリーブプロテクターMは、エンボス加工がきいているのでカード同士がすべることなく、ほどよい摩擦で山札が崩れにくくなっています。
マット&クリアの場合は、ツルツルスベスベなので、シャッフルはしやすいものの崩れやすいというデメリットがありました。
しかし、エンボス&クリアは少し触れただけで山札が崩れることがないため、公式デッキを使用してプレイングするときにはとても使いやすいです。
公式デッキシールドを保護できる
エンボス&クリアは、1つ80枚入り。1つ買えば60枚入りのポケカのデッキを作ることができます。
公式デッキシールドは、ポケモンやトレーナーの絵柄がついているので、ポケモン好きなら使いたくなるスリーブです。
しかし、公式デッキシールドは、何度も再販されないことがほとんどのため、プレイでキズや汚れがついてしまっても同じものを買うのが難しいです。
そんなときにオーバースリーブで保護してあげることで、インナーの公式デッキシールドを傷つけることなく長く使うことができます。
また、公式デッキシールドは、カード同士がくっつきやすく、カドも柔らかいため、シャッフル性能は高くありません。
オーバースリーブを使用することで、好きなキャラのスリーブを使えて、プレイもしやすいという特徴があります。
ブロッコリー スリーブプロテクター マット&クリア デメリット
縦サイズがギリギリ
エンボス&クリアは、68x93mmでオーバースリーブにちょうどいいサイズ。
しかし、実際に入れてみるとポケカの公式デッキシールドに対して縦サイズがギリギリです。
はみ出てはいないので保護はできるものの、シャッフル時に引っ掛けて中のカードに当たってしまう可能性はあります。
無地スリーブのドラゴンシールドは縦が少し長く作られているので、カードが傷つきにくいです。
エンボス&クリアも、もうあと1mm長さがあると安心できるサイズだと感じました。
カードに傷がつくのが心配であれば、公式デッキシールドの上からオーバースリーブをかぶせることで中のカードをしっかり保護できます。
山札が厚くなる
オーバースリーブの場合、二重スリーブが必要なので山札が厚くなりがちです。
オーバースリーブ+公式デッキシールドの構成は、インナースリーブ+無地スリーブよりもさらに厚みを増します。
やはり、シャッフルなどで山札を持つときに、片手だと持ちにくいと感じます。
手のひらが小さめの男性だと、かなりギリギリ。女性や子供だとさらに持ちにくくなるでしょう。
エンボス加工が効いているので、手で掴んだときに滑り落とす危険性は少ないですが、女性や子供なら半分ずつにわけてシャッフルしたりすることをおすすめします。
販売終了の噂が出るほど在庫が不安定
人気のオーバースリーブのため、価格が安定していません。Amazonでの価格をみると、タイプによっての価格幅が大きく、タイミングによっては割高になってしまいます。
2022年の5月ごろにはメーカー側での欠品が発生し、一時期販売終了のウワサが出たほど。
スリーブに使われているプラスチックは灯油が原材料のため、原油高の高騰により原価の影響を激しく受けています。
大量購入するのであれば、在庫のあるうちにまとめ買いをしておくのが良いでしょう。
定価もいまや1,000円を超えています。
在庫切れで手に入らなければエンボス&クリアと同等レベルで使いやすいSUPREME UXもおすすめ。
エンボス加工はないですが、シャッフル性も良く、ほどよい摩擦がきいているので山札が崩れにくいのが特徴です。
まとめ オーバースリーブで一番扱いやすいスリーブ
エンボス&クリアのスリーブプロテクターは、公式デッキシールドも保護できるオーバースリーブ。
エンボス加工がきいていて、公式デッキシールドが苦手なシャッフル性能も格段に上がっています。
- 公式デッキシールドを使ってプレイする人
- お気に入りのデッキシールドを傷つけたくない人
- 公式デッキシールドだとすべりが悪いと感じる人
国内生産されているだけあってクオリティも高くオーバースリーブの中でもダントツに人気のあるスリーブです。
品切れを起こすことが多いため、在庫があるときにまとめて買っておくことをおすすめします。
ブロッコリーが手に入らないときはSUPREME UXも検討してください。
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