洋画

2021年最新版 おすすめの面白い映画 洋画編

アクションからホラー、往年の名作に、最新の映像技術を駆使した大作まで。

洋画の持つ素晴らしさは数知れず。そんな映画の中から実際に観たものだけをご紹介!

カテゴリごとに見たい映画をまとめたので、「今日どんな映画見ようかな」って迷っている人はぜひ参考にしてほしい。

洋画おすすめ 見逃せない名作映画

「パルプ・フィクション」

あ!これは映画だよね!ってなる映画

1994.10.8 154分 クライム

クエンティン・タランティーノ

ジョン・トラヴォルタ、サミュエル・L・ジャクソン

カラクリシネマ評価
4.3

あ、これは映画だよね!と言いたくなるような雰囲気。エンタメと芸術のいいとこどりをした映画。あ!今おれ映画見てるわぁ。ってなる感覚。これは他の映画ではなかなか味わえない。

「パルプ・フィクション」のネタバレレビューを見る

「フルメタルジャケット」

微笑みデブと鬼教官のコント

1988.3.19 117分 アクション、戦争

スタンリー・キューブリック

マシュー・モディーン、アダム・ボールドウィン

カラクリシネマ評価
4.2

ベトナム戦争下での新兵の訓練から戦地での激闘を描いたキューブリック作品。狂気の中に身を置くと、「普通」の基準も変わり、戦争という異常な常識に支配されていく話。悲惨な描写とともに流れる陽気で明るい音楽こそが1番の狂気。微笑みデブと鬼教官のくだりはもはやコント。

「フルメタルジャケット」のネタバレレビューを見る

洋画おすすめ アクション映画

「フォードvsフェラーリ」

車好きじゃなくてもおもしろい

2020.1.10 153分 アクション、伝記

ジェームズ・マンゴールド

マット・デイモン、クリスチャン・ベイル

カラクリシネマ評価
4.1

マッド・デイモンとクリスチャン・ベイルが共演し、フォードGTがル・マンを制するまでを描い多作品。レースのシーンが圧巻なのはもちろんのことストーリーがかなり細かく作りこまれているのもこの映画が支持を集める理由の1つ。2時間30分の長編ながら時間はあっという間に過ぎる。

「フォードvsフェラーリ」のネタバレレビューを見る

「新感染半島 ファイナル・ステージ」

前作とは別物!カーチェイスアクション!

2021.1.1 116分 アクション

ヨン・サンホ

カン・ドンウォン、イ・ジョンヒョン

カラクリシネマ評価
2.6

前作「新感染 ファイナル・エクスプレス」から4年。アフターパンデミックの半島で何が起きているのかを描く。アクション系になるかという予想を斜め上で超えてきたカーチェイスバトルwithゾンビは、前作の雰囲気が好きで観た人は肩透かしを食らう可能性大。アクションシーンはこだわり抜かれていてその迫力たるや凄まじいので割り切って見にいくのが吉

「新感染半島 ファイナル・ステージ」のネタバレレビューを見る

「スペンサー・コンフィデンシャル」

アクション・コメディが混ざって消化不良を起こした
スペンサーコンフィデンシャル
created by Rinker

2020.3.6 110分 アクション、コメディ

ピーター・バーグ

マーク・ウォールバーグ、ウィンストン・デューク

カラクリシネマ評価
3.8

ハンコックやローン・サバイバーを手掛けるピーター・バーグがアメリカで人気の「スペンサー」シリーズを元にして製作したアクション映画。主人公のマーク・ウォールバーグは「ハプニング」や「ローン・サバイバー」に出演する俳優で、アクション映画の常連でもある。しかし、使い古されたありきたりなストーリーと、コメディなのかミステリーなのか分からず、感情の持っていきかたの不明な映画だった。

「スペンサー・コンフィデンシャル」のネタバレレビューを見る

洋画おすすめ ホラー映画

「ウィッチ」

気持ち悪い感覚が漂うホラー

2017.7.22 92分 ホラー

アニャ・テイラー=ジョイ

ロバート・エガース

カラクリシネマ評価
3.6

森の近くの荒れ地に住み始め、家族7人で過ごしていると、赤ん坊が突如行方不明になる。犯人は魔女なのか狼なのか。疑心暗鬼に陥った家族は、長女を疑いはじめ、、というホラー映画。びっくりするホラーというよりは気持ち悪さがまとわりつくような感覚。A24が関わる見応えのある映画

「ウィッチ」のネタバレ考察を見る

「ペット・セメタリー」

1989年ホラーのリメイク

2020.1.17 101分 ホラー

ケヴィン・コルシュ

ジェイソン・クラーク

カラクリシネマ評価
3.4

「アス」や「ミッドサマー」など新感覚ホラーが並ぶ中、久々にシンプルに怖くて話もきちんとできている王道ホラーに出会った。心臓に悪い映画は求められていないのかもしれないけどたまには観たい恐怖で目を背けたくなるあの感覚を思い出させる映画

「ペットセメタリー」のネタバレレビューを見る

「アス」

ゲットアウトの監督作品!

2019.9.6 116分 ホラー、サスペンス

ジョーダン・ピール

ルピタ・ニョンゴ

カラクリシネマ評価
4.5

全てのシーンに意味があり、全てのシーンに伏線を入れるかそれを回収する骨の髄まで食べられる映画。見終わった後にはじわじわくる恐怖であなたを支配するだろう。だからもう何の説明も見ずにとりあえず見て欲しい。

「アス」のネタバレレビューを見る

「イット・カムズ・アット・ナイト」

今なら分かる。”それ”がなんなのか

2018.11.23 92分 ホラー

ジョエル・エドガートン、クリストファー・アボット

トレイ・エドワード・シュルツ

カラクリシネマ評価
3.7

感染から逃れ、”それ”の侵入を防ぐために山奥でひっそりと暮らすポール一家に起きる恐怖を描く。世界で何が起きているかの描写はほとんどなくポール一家の視点のみで話が展開する。スッキリ感は薄いけれど、人間の生存本能に直接語りかける良質ホラー。

「イット・カムズ・アット・ナイト」のネタバレレビューを見る

洋画おすすめ サスペンス映画

「サイトレス」

失明の設定をうまく生かしたスリラー
サイトレス
created by Rinker

2021.1.20 89分 スリラー

マデライン・ペッチ、アレクサンダー・コック

クーパー・カール

カラクリシネマ評価
3.0

ある日突然襲われて失明してしまった女性が、介護士に生活のサポートを頼るが何かがおかしいと気づき始め、、というスリラー。目が見えない設定をうまく生かして90分程度でライトにドキドキを感じられるがちょっとパンチは弱い。

「サイトレス」のネタバレレビューを見る

「聖なる鹿殺し」

神話の現代版はとってもサイコ

2018.3.3 121分 サスペンス

ヨルゴス・ランティモス

コリン・ファレル、ニコール・キッドマン

カラクリシネマ評価
4.5

普通の話が展開されていると思いながらも不気味な効果音と不自然なアングル。そして感情が排除された人形ような役者たちの演技に、言いようもない不安に駆られる映画。映画だからこそできる表現が詰まった名作。ギリシャ神話を元ネタにしたサスペンス映画。

「聖なる鹿殺し」のネタバレ考察を見る

「複製された男」

自分に似ている男を見つけたとき、あなたはどうする?

2014.7.18 90分 ミステリー

ドゥニ・ヴィルヌーヴ

ジェイク・ギレンホール、メラニー・ロラン

カラクリシネマ評価
4.0

大学講師のジェイク・ギレンホールが、自分と全く同じ顔をした男と出会うミステリー作品。めちゃくちゃ難解な映画なので初見で理解するのはまず無理。けれどもこの真実は隠さないといけない。ストレートに伝えたならば、確実にその身を滅ぼすだろう。

「複製された男」の考察レビューを見る

「CUBE」

密室脱出サスペンス

1998.9.12 91分 サスペンス

ヴィンチェンゾ・ナタリ

モーリス・ディーン・ウィン、ニコール・デ・ボア

カラクリシネマ評価
3.8

死のトラップが至るところに張り巡らされたキューブ状の迷宮から脱出を図る謎解きミステリー。

トラップを踏んだらほぼ即死という設定が、中高生男子ぐらいにはたまらない。続編がいくつか公開されているが、その第1作は7人の役者がほぼ1つのキューブの中で展開する低予算作品で大成功したけれど、2作目はあまり人気がない。

「CUBE」のネタバレレビューを見る

「透明人間」

束縛男のサイコホラー

2020.7.10 124分 ホラー

リー・ワネル

エリザベス・モス

カラクリシネマ評価
3.2

タイトル通り、ハラスメント旦那から逃げ出したら透明人間になって追いかけてくる。カメラワークと音響効果が上手だし、追い詰めかたもうまい良質王道スリラー。スマホが上の方から鳴った時の恐怖と言ったら、、

「透明人間」のネタバレレビューを見る

「ホテルムンバイ」

実際に起こったインドでのテロ事件

2019.9.27 123分 ヒューマンドラマ

アンソニー・マラス

デヴ・パデル、アーミー・ハマー

カラクリシネマ評価
3.6

映画「ホテルムンバイ」は、2008年にインドで実際に起きた170名以上が犠牲になったテロ事件を元に描かかれた映画。映画を見れば分かるが、臨場感なんて簡単に言えるような生やさしいものではない。キャラクターは架空の人物であっても実際に起きた事件だからだ。ただのアクション映画として観るものではない。無差別テロの恐怖を感じる映画だ。

「ホテルムンバイ」のネタバレレビューを見る

洋画おすすめ ミステリー映画

「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」

謎解きエンタメミステリー

2020.1.31 130分 ミステリー

ライアン・ジョンソン

ジェイミー・リー・カーティス、アナ・デ・アルマス

カラクリシネマ評価
3.7

最近あまり見かけないけれど、殺人事件があり、そのトリックを暴き犯人を追い詰めるという王道ミステリー。それを暗くしすぎずにエンターテインメント作品として見せるテクニックは予想以上に好評。

「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」のネタバレレビューを見る

洋画おすすめ どんでん返しのある映画

「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」

一体誰が新作を盗んだのか!?

2020.1.24 105分 スリラー

レジス・ロワンサル

ランベール・ウィルソン、オルガ・キュリレンコ

カラクリシネマ評価
3.4

外国人が集められた密室で発生する事件の謎を解く映画。きちんと伏線回収をする練られた良質ミステリー。フランス映画ということもありあまり知らない役者ばかりなので、役者で犯人を予測することもできないため、満足度も高い。

「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」のネタバレレビューを見る

洋画おすすめ 戦争映画

「ジョジョラビット」

戦争の悲惨を伝えるのに、惨たらしい表現はいらない

2020.1.17 109分 戦争

タイカ・ワイティティ

ローマン・グリフィン・デイビス、スカーレット・ヨハンソン

カラクリシネマ評価
3.8

戦争の悲惨さを伝えるのに、残酷なシーンや、激しい暴力、鬱になるほどの悲惨さを表現する必要はないと知らしめた映画。戦争の無意味さを大人から子どもまで伝えられるため、是非地上波で放送して欲しい。

「ジョジョラビット」のネタバレレビューを見る

「ペンタゴンペーパーズ」

守るべきは国家の機密か、報道の自由なのか

2018.3.30 116分 史実、ヒューマンドラマ

スティーヴン・スピルバーグ

メリル・ストリープ、トムハンクス

カラクリシネマ評価
3.4

ベトナム戦争が泥沼化し、ベトナム戦争反戦の勢いが強まってきた1971年に出た政府の最高機密文書の流出を2つの新聞社が報道した実在の事件。事前知識がある方が楽しめる映画。賛成も反対もある中での「決断」という能力がいかに大事か分かる。結果的に称賛されたのは、信念があるからこそだろう。

「ペンタゴンペーパーズ」のネタバレレビューを見る

「ボーダーライン」

その善悪にボーダー(境界)はあるのか

2016.4.9 121分 クライム

ドゥニ・ヴィルヌーヴ

エミリー・ブラント、ベニチオ・デル・トロ

カラクリシネマ評価
3.5

メキシコで12万人以上の犠牲者を出している麻薬戦争の実態を描き、世界に衝撃を与えた。日本ではまだ議論の余地もないマリファナの合法化。この映画を見るとなぜアメリカが合法化を次々に行っているのかが見えてくる。ドラッグビジネスのむごたらしい実態を引き起こしている現状はアメリカをはじめ、人間たちの欲望の結果だ。この映画を見るとドラッグよりも怖いのは人間だということが身に染みて分かる。

「ボーダーライン」のネタバレレビューを見る

洋画おすすめ SF映画

「アド・アストラ」

文系向きのSF

2019.9.20 124分 SF、ヒューマンドラマ

ジェームズ・グレイ

ブラッド・ピット、トミーリー・ジョーンズ

カラクリシネマ評価
3.5

16年前に海王星で消息を絶った父が生きていることを知り、新宇宙まで旅に出る近未来SF。映像のキレイさや宇宙の壮大さもあるけれど、文学的で人の内面に目を向けた文系向けの作品だ。ところどころ、「宇宙でそんなことできるの!?」と言いたくなるようなシーンもあるのでツッコミどころもある。SFを期待しすぎると、若干肩すかしになるけれど、余韻の残るブラピの内面を想像できるおもしろい映画ではあった。

「アド・アストラ」のネタバレレビューを見る

「ミッドナイトスカイ」

映像の美しさとラストの余韻
ミッドナイトスカイ
created by Rinker

2020.12.11 119分 SF

ジョージ・クルーニー

ジョージ・クルーニー、フェリシティ・ジョーンズ

カラクリシネマ評価
2.6

ジョージ・クルーニー監督が製作した近未来SF。終盤までは物語の繋がりが見えないけれど、ラストで評価は上がる。なぜ地球に住めなくなったのかは多く語られず、空白を楽しむ映画。ところどころ挿入される音楽が合わないのが非常に惜しい

「ミッドナイトスカイ」のネタバレレビューを見る

「エリジウム」

富裕層はバカなのか?

2013.9.20 109分 SF、アクション

ニール・プロンガンプ

マット・デイモン

カラクリシネマ評価
3.0

超富裕層と超貧困層に二分化された2159年。超富裕層は「エリジウム」というスペースコロニーで優雅な暮らしを営み、超貧困層は荒廃した地球で超富裕層のために働くディストピアSF。そんなユートピアに暮らしている超富裕層なのに、そのバカすぎる行動は、たっぷりとした皮肉が込められていて、南アフリカに住むニール・プロンガンプ監督らしい映画だった。

「エリジウム」のネタバレレビューを見る

TENET テネット

時を戻そう

2020.9.18 150分 アクション、スリラー

クリストファーノーラン

ジョン・デヴィッド・ワシントン、ロバート・パティンソン

カラクリシネマ評価
5.0

複雑なストーリーを分かりやすくまとめるのが得意なノーラン監督でも「TENET テネット」は難しい。ただ、スピード感が強くて、懇切丁寧にセリフで説明してくれるわけではないから難しいように感じるけれど、ノーランらしくきちんと説明はしてくれているし、エヴァンゲリオンのように裏設定だらけで考察班がいないと1ミリも理解できない作品でもない。「TENETテネット」は「メメント」に物理のエッセンスを入れたせいで余計に混乱を招いている。この映画を楽しむコツは映画の中で、CIAの人間らしき男が主人公にかけられた言葉。「考えるな。感じろ」

「TENET テネット」のネタバレレビューを見る

洋画おすすめ 笑えるコメディ映画

「ヘイトフル・エイト」

噓つき合戦がとんでもない展開に

2016.2.27 167分 ミステリー

クエンティン・タランティーノ

サミュエル・L・ジャクソン、ティム・ロス

カラクリシネマ評価
3.7

タランティーノ監督作品。アメリカ開拓時代の雪山で起きる密室殺人ミステリー。ミステリー要素のおもしろさよりも、登場人物のキャラクターがめちゃくちゃ濃くて、話の掛け合いだけで1日中観ていられる。役者と演出の重要さが良くわかるセンスの塊のような映画

「ヘイトフル・エイト」のネタバレレビューを見る

「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」

アメリカティーン向けの青春コメディ

2020.8.21 102分 コメディ

オリヴィア・ワイルド

ケイトリン・デヴァー、ビーニー・フェルドスタイン

カラクリシネマ評価
3.6

将来のために遊ぶことを我慢してやってきた2人の女子高生。それなのに遊びまわっているクラスメイトも良い大学に行くと聞いて、楽しまなきゃ損とばかりに意気込んで卒業パーティへ向かうドタバタコメディ。男の友情とは違う、女だからこそわかる熱い友情が展開され、キャッチーな音楽とともにライトに楽しめる作品。

「ブックスマート」のネタバレレビューを見る

洋画おすすめ 切ない・エモい映画

「スイス・アーミー・マン」

死体が10徳ナイフに変わるとき

2017.9.22 97分 ファンタジー

ダン・クワン、ダニエル・スキナード

ダニエル・ラドクリフ、ポール・ダノ

カラクリシネマ評価
3.5

海に打ち上げられた死体と森の中を一緒に冒険するロードムービー。意味が分からないで終わるにはもったいない。どこに魅力があるかというと、一見ふざけた流れに見えるも根底に流れるテーマ性と惹きつけられる音楽、美しい映像の融合にある。途中で投げ出した人はもう一度観て欲しい。クセになるうまみがそこにあるから。

「スイス・アーミー・マン」のネタバレレビューを見る

「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」

変わりゆく街で変わることと変わらないこと

2020.10.9 120分 ヒューマンドラマ

ジョー・タルボット

ジミー・フェイルズ、ジョナサン・メイジャーズ

カラクリシネマ評価
3.3

地価が高騰するサンフランシスコを舞台にそこに住む青年の、ノスタルジックで叙情的に心の内を描く。都市と田舎が混ざり合ったような街並みと、心落ち着く音楽により、哀愁、郷愁、憎悪、悲哀など色々な感情が織り混ざる良き映画。

「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」のネタバレレビューを見る

「ムーンライト」

あなたは自分を愛していますか?

2017.3.31 111分 ヒューマンドラマ

バリー・ジェンキンス

アシュトン・サンダース、マハーラシャ・アリ

カラクリシネマ評価
4.1

マイアミの貧困地区で暮らす1人の男の半生を、幼少期、少年期、青年期と3つの時期に分け、彼のアイデンティティに迫った映画。貧困とドラッグにまつわる環境の話においてはいささか地味ではあるけれど、自分に自信がなかったり、誇りを持っていない人には確実に響く映画。月の光を暗いと思うか眩しいと思うかは自分次第だ。

「ムーンライト」のレビューを見る

「ハーフオブイット」

集団を制したものがリア充を制す
ハーフオブイット
created by Rinker

2020.5.1 104分 コメディ、恋愛

アリス・ウー

リア・ルイス、ダニエル・ディーマー

カラクリシネマ評価
3.5

苦くて甘いアメリカの青春ムービー。日本人感覚でも共感できるところが多い良作。日本は集団生活を重んじるので個性がなくなるなんてよく言われるけれど、集団行動というのは人間の本質であって、日本に限った話ではないんだよね。

「ハーフオブイット」のネタバレレビューを見る

「囚われた国家」

知名度が少ないが名作!

2020.4.3 109分 SF、スリラー

ルパート・ワイアット

ジョン・グッドマン、アシュトン・サンダース

カラクリシネマ評価
4.5

2019年にエイリアンに地球が侵略され、全市民にはGPSが埋め込まれ、常に監視下に置かれた世界。人間たちは統治者(エイリアン)により資源を搾取され続け街は荒廃していく。この支配から逃れるためにレジスタンスは爆破テロを企むが、、敵は人間だったという話。猿の次はエイリアンに人間が征服されてしまうなんともM気質のある監督だが、その出来栄えは想像以上にエモくて美しくて、最高で最悪のディストピア映画だった。

「囚われた国家」のネタバレレビューを見る

「CURED」

ゾンビ化から75%が回復した世界

2020.3.20 95分 ゾンビ

デイビット・フレイン

エレン・ペイジ

カラクリシネマ評価
3.5

人々を凶暴化させてしまうウィルスにより、パンデミックを引き起こしたのだけれど、治療法の発見により75%の人間が回復した世界。パンデミックというキーワード繋がりで、今のコロナ渦を連想した人もいるだろうけれど、コロナの致死率がもう少し高く、分かりやすい後遺症を残したならばこういう世界もありえるのかもしれない。決して対岸の火事でもない恐怖を感じる映画「CURED キュアード」。ゾンビによる人間社会の崩壊を描いた作品は数あれど、回復後の世界というのは他のゾンビ映画の希望として、かなり興味を惹きつけられる設定だった。しかし、描かれる時期は、感染者が一定数いる時期なので、回復者をメインに話は進むものの結局いつものゾンビ映画になるところもあり、少し残念。

「CURED」のネタバレレビューを見る

洋画おすすめ 元気が出る・心温まる映画

「遠い空の向こうに」

父と子の絆

2000.2.26 108分 史実、ヒューマンドラマ、家族

ジョー・ジョンストン

ジェイク・ギレンホール、クリス・クーパー、ローラ・ダーン

カラクリシネマ評価
4.2

炭鉱の時代が終焉を迎えようとする激動の時代に、ソ連が人工衛星を打ち上げにより、若者の夢と大人の苦しみが交錯する話。父と子の方向性の違いに激しくぶつかり合うが、価値観は同じ。自分の好きなことに没頭できる力は年齢関係なく強い

「遠い空の向こうに」のネタバレレビューを見る

「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」

ほほえましい男2人のロードムービー

2020.2.7 97分 アドベンチャー

タイラー・ニルソン、マイク・シュワルツ

シャイア・ラブーフ、ダコタ・ジョンソン

カラクリシネマ評価
3.3

兄を失くし孤独だった漁師とプロレスラーになりたいダウン症の男が友情をはぐくみ冒険していくロードムービー。大きな盛り上がりところがないため、若干退屈になるところもあるが、終始幸せな空気が漂う旅物語。

「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」のネタバレレビューを見る

「ペイン・アンド・グローリー」

美しい映画の世界を堪能する

2020.6.19 113分 ヒューマンドラマ

ペドロ・アルモドバル

アントニオ・バンデラス

カラクリシネマ評価
3.4

歳を重ね体がボロボロになった映画監督の苦しみと懐古の物語。地味さは隠せないが、この映画の魅力は、美しいインテリアの数々に、独特のカラー。貧困地区にある洞窟の神秘的で調和された世界。そしてバックで流れる音楽は不協和音を奏でつつも絶妙なバランスの中で作られた完成度の高い映画だ。

「ペイン・アンド・グローリー」のネタバレレビューを見る

「ハニーボーイ」

父親の想いが詰まったエモーショナルな映画

2020.8.7 95分 家族

アルマ・ハレル

シャイア・ラブーフ、ルーカス・ヘッジズ

カラクリシネマ評価
3.9

アメリカの俳優、シャイアラブーフの自伝映画であり、本人が脚本を務めている。ラブーフの青年時代と、幼少時代が交差し、彼のPTSDの原因を探っていくヒューマンドラマ。父親との確執を単純な社会問題の提起として捉えるわけではなく、子供の想い、父親の想いが詰まったエモーショナルな映画だった。

「ハニーボーイ」のレビューを見る

「私というパズル」

出産シーンの長回しは圧巻
私というパズル
created by Rinker

2021.1.7 126分 ヒューマンドラマ

コーネル・ムンドルッツォ

ヴァネッサ・カービー、シャイア・ラブーフ

カラクリシネマ評価
4.5

ハンガリーとカナダ合作のこの映画は、ヴェネツィア国際映画祭で主演のヴァネッサカービーが女優賞を受賞した。日本ではそれほど注目を浴びてない作品だけれど、見ればわかる。賞をとるのも納得の演技。出産直後に死んでしまった赤ん坊。深い悲しみから彼女がどう向き合っていくのかを描いた作品。大げさな表現は使われず、淡々と描いているのに登場人物の感情は流れ込んでくる素晴らしい出来の映画。

「私というパズル」のネタバレレビューを見る

「黒い司法 0%からの奇跡」

1980年代の南部では黒人は生まれながらにして有罪だった

2020.2.28 136分 ヒューマンドラマ

デスティン・ダニエル・クレットン

マイケル・B・ジョーダン

カラクリシネマ評価
3.0

無実の罪で収監された黒人のために戦った弁護士の事実に基づくストーリー。アメリカの黒人差別は少し日本人感覚には理解しにくい部分もあるけれど、この映画は日本でも起こりうる「冤罪」をテーマにしているので感覚的に分かりやすい。映画としての盛り上がりはそれほど大きくはないけれど、実際にあった事件を知るには良作だった。

「黒い司法」のネタバレレビューを見る

「この茫漠たる荒野で」

トムハンクスのロードムービー
この茫漠たる荒野にて
created by Rinker

2021.2.10 118分 アドベンチャー

ポール・グリーングラス

トム・ハンクス、ヘレナ・ゼンゲル

カラクリシネマ評価
3.1

南北戦争後、退役軍人であるジェファーソンが、先住民に拉致された少女と出会い、一緒に旅をしながら信頼関係を紡いでいく話。荒野の原風景の美しさに加え、ロードムービー的要素を楽しめる映画。世界が分断されつつある時代にこの映画はうってつけ

「この茫漠たる荒野で」のネタバレレビューを見る

「ストーリー・オブ・マイライフ 私の若草物語」

南北戦争下で自由に生きる女性の生き方を描いた作品

2020.6.12 135分 ヒューマンドラマ

グレタ・カーウィグ

フローレンス・ビュー、エマ・ワトソン

カラクリシネマ評価
3.0

19世紀に自分らしく生きることを夢見て行動した4姉妹の話。基本的には次女がメインになっているが、家族や姉妹の絆を描いている感動作品。単に女性の生き方に絞っただけではない人間としてどう生きていくべきかに焦点を当てているのも特徴。

「ストーリー・オブ・マイライフ 私の若草物語」のネタバレレビューを見る

「シング・ストリート」

大人への反抗、モテたい欲求、音楽は全世界共通

2016.7.9 106分 音楽、青春

ジョン・カーニー

フェルディア・ウォルシュ=ピーロ

カラクリシネマ評価
4.1

1985年、アイルランドの首都ダブリンが舞台。学校でバンドを組んで青春を駆け抜ける最高の青春映画。日本だろうと中国だろうとアメリカだろうとアイルランドだろうと親にも先生にも反抗したくなるし、恋愛に興味は出るし、自由を謳歌したくなるってこと!若いことってこんなに素晴らしいのだと思わせてくれる映画。あと音楽がメチャいいから聞いときな!

「シング・ストリート」のネタバレレビューを見る

「スーパーエイト」

子供心をくすぐる冒険譚

2011.6.24 112分 アドベンチャー

J.J.エイブラムス

ジョエル・コートニー、エル・ファニング

カラクリシネマ評価
3.5

「IT」がホラーx「スタンドバイミー」なら、スーパーエイトはSF版。幼稚でバカなガキの物語。だけど分かる。大人から離れて仲間だけで冒険する楽しさが。同年代なのに大人びていく女子の美しさに気づいていくのもこの頃。思春期ってやっぱりいいよねと思える映画

「スーパーエイト」のネタバレレビューを見る

洋画おすすめ 胸キュン恋愛映画

「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」

雰囲気オシャレ映画

2020.7.10 93分 恋愛、コメディ

ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメス

ウディ・アレン

カラクリシネマ評価
2.8

ティモシー・シャラメとエルファニングが雨の日のニューヨークで交差する恋愛模様を描く。ストーリーがあまりに面白くないけれど、この映画の見るべき点はオシャレなファッションやインテリア、音楽。それになんと言ってもまるで絵画のような男性、女性の美しき顔を堪能するべき雰囲気オシャレ映画。

「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」のネタバレレビューを見る

「ノクターナルアニマルズ」

アートにすればなんでも映える

2017.11.3 116分 恋愛、ミステリー

トム・フォード

エイミー・アダムス、ジェイク・ギレンホール

カラクリシネマ評価
3.3

オープニングから18禁とも呼べるアーティスティックな映像のオンパレード。ストーリーはなかなかしょうもない男女の恋愛話なのだけれど、アートと組み合わせることでここまでおもしろい映像に昇華している。芸術の凄さがよくわかるけれど、タイトル通り夜の獣の話。

「ノクターナルアニマルズ」のネタバレレビューを見る

おすすめ洋画 スカッとする映画

「シカゴ7裁判」

ラスト1分のために見る映画
created by Rinker
写真フォトスタンド APOLLO

2020.10.9 129分 ヒューマンドラマ、事実に基づく映画

アーロン・ソーキン

エディ・レッドメイン

カラクリシネマ評価
3.1

1968年のベトナム戦争下のアメリカで起きた反戦運動による暴動。そこで起訴された7人に対して正義のない裁判が展開されていく様を描く。事実に基づく映画なので、事前に何があったのかは知っておいた方がいい。7人が誰なのか分からなくてムダに混乱するから。どんでん返しでもないけど最後の1分のために観る価値がある映画。ハッと気づくと同時にその年齢にゾッとする。

「シカゴ7裁判」のネタバレレビューを見る

おすすめ洋画 胸糞悪い映画

「ナイチンゲール」

胸くそからの複雑性

2020.3.20 136分 ヒューマンドラマ

アイスリング・フランシオシ、サム・クラフリン

ジェニファー・ケント

カラクリシネマ評価
3.7

子どもと父親を残虐に殺されたクレアが復讐を誓う映画。19世紀のオーストラリア。離島のタスマニアが舞台。イギリスの植民地者と先住民族(アボリジニ)との対立を描いた作品。この時代はあからさまな人種の優劣があり、同じ人間だという価値観すらない。人間のおぞましさを深く味わう作品。

「ナイチンゲール」のネタバレレビューを見る

「リチャード・ジュエル」

クリントイーストウッド監督作品

2020.1.17 129分 ヒューマンドラマ

クリントイーストウッド

ポール・ウォルター・ハウザー

カラクリシネマ評価
3.9

アトランタオリンピックでテロから人命を救った男の不幸を描く。国家が絡む冤罪事件をクリントイーストウッド監督が淡々と描く。ちょっとした言動が疑いを呼び、国民中から非難されることの恐ろしさが改めて分かる。

「リチャード・ジュエル」のネタバレレビューを見る

「テッド・バンディ」

本当にテッド・バンディは殺人鬼なのか?

2019.12.20 109分 クライム、スリラー

ジョー・バーリンジャー

ザック・エフロン、リリー・コリンズ

カラクリシネマ評価
3.0

全米を震撼させた猟奇殺人の犯人を恋人の視点から観るサスペンス映画。テッドが逮捕後のストーリーが主なので猟奇的なシーンはほとんどなく、恋人の苦悩とテッドの裁判シーンがメイン。この映画だけ観ると、ほんとうにノーマルの人間にしか見えないのが本当の恐怖

「テッド・バンディ」のネタバレレビューを見る

記事一覧

投稿ナビゲーション